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How to paint Hatter's camouflage patterns


アファームドとTFの3色迷彩について、その塗装方法を紹介します。 TFで塗装図どおりの迷彩塗装に挑戦する場合はまず、ハセガワのサイト[C]で確認事項がありますので、必ず確認してください。

迷彩塗装その1


アファームドシリーズ製作上のキモであり、最大の懸案事項が、本項で取り上げる迷彩塗装でしょう。 ここでは私が採用した二通りのやり方を説明します。 基本はエアブラシングです。 ハッターで採用したやり方は、ある程度ハンドピースの取扱いに慣れている方向きですが、TFで採用したやり方ですと、このキットのためにエアブラシのセットを購入した・・・と、言った方でも出来る(ハズ)です。 個人的には、こちらのやり方を推奨したいと思っています。 段取りは辛気臭い部分もありますが、誰がやってもある程度の完成度になりますので、ぜひ挑戦してみてください。

HASEGAWA APHARMD front view まずは、ベースとなる色を全面に塗ります。 3色迷彩のどの色を選択しても良いです。 ここでは一番暗いブルーを採用しました。 ベースカラーの選択は明度で選ぶか、面積で選ぶかが通常の選択だと思います。 隠蔽力も選択基準となります。 これは明度で選ぶのと同義ととらえられがちですが、必ずしも明るい色が隠蔽力の低い色だとは限りません。 今回の青系3色迷彩の場合はどの色を下にしても上にしても、きちんと発色するのでお好きな色でどうぞとしか言いようがありません。 このような場合ですと面積の大きい色をベースカラーとするのが、効率が良いわけです。 しかし、3色の面積比率がパーツごとに違う為、結局、どの色を選んでも、作業効率はさして変わりありません。

HASEGAWA APHARMD front view いきなりエアブラシで迷彩パターンを描こうとしても、まず上手くいきません。 そこで、塗装図を見ながら、迷彩パターンの輪郭を面相筆(5/0サイズ以下)で描きます。 実はこのことに気付くまでに私自身かなり試行錯誤しました。 さらに言いますと、写真ではパーツ上の全ての迷彩パターンを先に書いていますが、一色毎に書き足す方が上手く行くようです。

ベースカラーを吹く→2色目のラインを面相筆で描く→2色目を吹く→3色目のラインを面相筆で描く→3色目を吹く

と、言った段取りです。

HASEGAWA APHARMD front view 上記の段取りで3色を吹き終わりました。 結果だけを切り取って写真で見ると、実に簡単に出来たように見えますが、実際はそうではありません。 私の場合は2本のハンドピースに、それぞれ中間の青と一番明るい青をセットして、交互に塗りました。 下書きがあっても、下書きどおりに塗料を乗せるのは至難のワザです。 そこで、パーツを保持する指とパーツの間にティッシュをちぎったものを挟んで塗料の飛沫が余計な所に飛ぶのを防ぐバリアにしたり、それでも、はみ出たところは面相筆でタッチアップしたりです。 最終的にベースカラーの一番暗い青も面積が小さくなりすぎたので、もう一度吹きなおしたりしました。 結局塗る色の順番なんてどうでも良いことが、はからずも実体験で証明されてしまいました。

HASEGAWA APHARMD front view 3色迷彩が完了しました。 しかし、印刷された塗装図の色目とは、それなりに似ているのですがハイエンドCGとは大きく異なります。 そこで上からクリアブルーを吹きました。 クリアブルーの色目がMr.カラーと水性ホビーカラーでは大きく異なり、ハッターには水性ホビーカラーの方が良いように思われたので、そちらを採用しました。クリアブルーは普段は飛行機の航行灯にちょびっと使うだけの色ですが、今回はかなりの面積に吹くことになります。 そうすると意外と塗るのが難しい色であることが判ります。 色の乗せ具合のコントロールが難しく、つい色を乗せすぎて暗い感じになりがちです。 迷彩パーツを全て手許に揃えて、ローテーショーンで少しずつ色をのせていくのが、色を揃えるコツです。 迷彩が色の付いたクリア層の下に沈み、若干ぼやけた感じが出ます。

迷彩塗装その2


次にTFで採用した迷彩塗装の塗り方を紹介します。 少々手間はかかりますが、誰でも確実な仕上がりが得られるので、こちらの方法をお勧めします。


HASEGAWA APHARMD front view HASEGAWA APHARMD front view一見同じ状態の写真を二つ並べている様ですが、左がベースカラーとして、一番明るい緑を吹いた状態。 TFの緑系3色迷彩のどの色も隠蔽力はかなりあるので、好きな色をベースカラーにすることが可能です。
右は充分に養生させた後、スーパークリアーUを吹いてテカテカにした状態です。 マスキングリキッドの剥離性を上げるため、塗膜表面を出来るだけ平滑で硬くするのが目的です。

HASEGAWA APHARMD front view 面相筆を用い、ハセガワのマスキングリキッドで迷彩パターンを描きます。 マスキングリキッドはすぐに乾くので、塗料皿にほんの2,3滴たらし、使いきったら、また2,3滴追加というのを繰り返します。 面相筆は一度この用途に用いたものは、他ではつかえませんので、以後マスキングリキッドの塗布専用とします。
一番明るい緑の部分をマスクします。 塗装図を見ながら、輪郭を慎重に描きます。 失敗したら乾く前に綿棒で拭き取ります。 塗装図と全く同じにするのは無理なので、だいたい塗装図の感じがでたかな・・・程度でいいです。 輪郭のラインが出来上がったら、その内側をリキッドで塗りつぶします。 乾いたところで、上からさらにもう一度リキッドを塗ります。 これを何度か繰り返し、できるだけ、マスクを厚くします。 マスクを剥がしやすくするためです。

HASEGAWA APHARMD front view HASEGAWA APHARMD front view 中間の明るさの緑を吹きます。 充分に養生させた後、再びスーパークリアーUを吹き、平滑な表面を作ります。
次に、中間の明るさの緑の部分をマスキングします。 1色目のマスクと同じ様に輪郭を描いてから、中を塗りつぶすと言う段取りです。 今回も出来るだけマスクを厚くするように何度か塗り重ねます。

HASEGAWA APHARMD front view 最も暗い緑を吹き、充分養生させた後マスクを剥がした状態です。 一見して判るとおり、剥がす際に塗装面を部分的に傷つけてしまいました。 剥離性をあげる努力をこれだけしても、こうなりました。 マスキングリキッドは基本的にはピンセットで摘んで剥がします。 取れないときは、マスキングテープを上に貼って剥がすのを繰り返します。 マスクが塗膜にがっちり食い込んで剥がれない場合はペトロールかエナメルシンナーを含ませた綿棒でこすって、取り除きます。 この方法はどうしても塗装面にダメージを与えるので、なるべく使いたくない方法です。 最後の手段だと考えてください。
傷を付けてしまった所や思い通りのラインが出ていない部分を筆でタッチアップします。

HASEGAWA APHARMD front view 最後にクリアグリーンを吹いて色目を整えます。 クリアグリーンはMr.カラーのものを使用しました。 クリアグリーンは吹きすぎると、かなり暗くなりますので、まだ足りないかな?くらいの感じで止めておくのがコツです。 クリアグリーンを吹く前に、各色の境界をぼかし筆を用いてぼかす等しておくのも良いでしょう。 さらに、研ぎ出しを行うのであれば、この上にスーパークリア等を吹いた上で行います。


以上の段取りをエアブラシングで塗る全ての迷彩色パーツでおこないます。 頭部等、筆塗りの方が良いと思われるパーツもあります。 一番精神的にきついのは最初のマスクを描く部分で、2色目のマスクは追加ですので、それ程大変でもありません。 もうひとつ苦労するのはマスクを剥がすところでしょうか。 あせらず、コツコツやるしかありません。 ここでは全てハセガワのマスキングリキッドを用いましたが、輪郭線だけマスキングリキッドを使って描き、内側はクレオスのゴム系マスキングゾルを使用すれば良かったかもしれません。 このような方法は作った後で思いついたりするので、迷彩に挑戦される方は適宜、いろいろなマスク素材の使用を試していただければと思います。 ちなみに普段使用している感覚では、剥がしやすいのはクレオスです。 しかし、筆で線を描きやすいのは圧倒的にハセガワです。
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